2012年6月1日金曜日

マイアミ備忘録-8


マイアミ備忘録-8
7回も書いておいて今更だが、忘備録じゃなくて備忘録だね、、、。
それから人類の文化史の本を読んでいたら、狩猟民族は農耕民族に駆逐されたらしいね、、、。
なんだか少しうつむき加減で始まる8回目マイアミ備忘録であります。

日本のアートシーンをとやかく言う資格はないが、文章を書くのに資格が必要無くて良かったよ。

初日
ついに初日が始まった。
そして売れた!

ニュヨークでもそうだったが初日に動くのがi.a.a.の特徴だ。
隣近所のギャラリストから”congratulation"のコトバをかけて頂く。
向かいのツンデレ嬢からもにこやかなウインクが飛んで来る。
素直にうれしいね。

早速一日遅れで合流した高橋やすのりんのpcで決済。
最初にしては非常にスマートな対応が出来た。

で、また売れた。
セクシー系カリビアンギャラリストもうらやましそうだ。


















まさにスタートダッシュ。

ざわざわとテントにも人が増え始める。
ニューヨークと比較にならないくらいの人出だ。
予想通りリタイアードのお金持ちそうな人々も居るのだが、
そんなにお金持ちにそうではない(失礼!)家族連れも多数居る事が意外だった。
入場料を払って来てるのだが家族で気軽にアート巡りを楽しむなんて素敵な光景だなぁと思う。
親子でアートについてなんだかんだ言いながら散歩するなんて、、、

そんなお子達に人気なのが我々のブースのオグスさんの作品だ。
みんな目を輝かせて魅入っている。
これもなんだか感動する場面です。


そして付け加えおきたいのは、このエリアには我々の出展しているred dotの他に
Art miami,Scope miami,PULSEなどのサテライト会場が軒を連ねているのだが、
そのひとつひとつの会場が巨大なテントなので一日で全部を見て回れるような
規模ではないこと。

テントの中にもカフェが設営されているし、周りにもレストランやカフェが点在していて
ギャラリストやアートピープルが作品について話している(であろう)光景もオシャレ。

ブースの当番を決めて周りのテントを覗きに行くことにする。

やはり作品の傾向もニューヨークと比べるとカラフルでポジティブなイメージのものが多い印象だ。
ただの観光で来ても十分に楽しいと思うが、
出展者、つまりこのイベントの当事者として他の作品を観て歩く事が
とても充実していて楽しい気分になる。

ニューヨークの時にも感じたのだけれど、東京の周辺でアートに触れる感覚と根本的に違う「何か」を感じる。
その「何か」をみなさんにお伝えすることが大切だと思うので、
次回までの宿題にしてください。よく考えて文章にしてみます。

そういえば今朝ホテルから出掛ける時に2人組(たぶん双子)のスーパスリムな黒人に合った。
ぴちぴちの黒いスーツに身を固め(くるぶしは出てますよ)、アートフェア方向へ消えていった。
あまりにもカッコいいのでテレンス・トレント・ダービー×2と記憶しておこう。





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