2011年6月25日土曜日

大量生産品とアート

当たり前の事かも知れませんが、ニューヨークで感じたのは一点物であることの価値や
作家が丁寧に創り上げた世界の価値の大切さでした。
大量生産品とは違う、人が創り上げた物体特有の存在感、オーラの強さが
作品たり得るかどうかのボーダーラインだと感じました。
お客様の方々もその辺りをシビアに見極めていたのではないかと…
彼らは自分が見つけた自分だけの「愛しき物体」を探しているのだと気づきました。


文章にすると当たり前の事なのですが、それを肌で感じられたのも大きな収穫でした。

こうづ なかば

INDEPENDENT ARTIST ASSOCIATION公式ページ

2 件のコメント:

  1. 日本のアーティストのクオリティーは、その丁寧な物の創りかたは海外勢に一歩も引けを取らないばかりでなく、凌駕していると思います。ハイアートなものからサブカルなものまで様々な作品が発表されていましたが、その中で日本人作家の作品が非常に少ない。こういう状況の問題点は、やはり機会がない事でしょう。海外のコレクター達は、Made in japanに期待しているんじゃないでしょうか。

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  2. 後藤です。
    「海外のコレクター達は、Made in japanに期待している」本当にそう感じますよ。韓国のアーティスト一団を取りまとめていた光沢のあるグレーのスーツで決めていたプロデュサーからは、同じこの言葉を言われた。けれど、その後に続いて「日本国内のマーケットは閉鎖的だし、小さいわよね。それは大きな障害ね」と続いた。
    「それって変わると思いますか?と聞いたら」「う~ん、マネージメントされていないから~難しいかもねぇ」だって。

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