2011年6月28日火曜日

アートと人種

the chordの作品は黒人の方々に特に興味を持って見ていただきました。僕自身はアフガンの少女もチェチェンの少女もチュニジアの子ども兵士も作品の大切な主人公という共通点だけで特に人種を意識した事は無かったのですが、お客さんの反応は違いました。
搬入時にライトのセッティングに来ていた男性スタッフはオープニングパーティーにおしゃれして彼女を連れて来ていました(この感じも素敵ですよね)が、どうやら東欧からの出稼ぎのようで熱心に東欧をテーマにした作品の解説に聞き入っていました。アフリカ系の淑女はやはりアフリカをテーマにした作品に聞き入り、納得し感心していました。
アートに国境は無いことも事実ですが作品の方向性でどの人種に強いアピールが出来るのかは明確に存在するようです。こんな時に僕達は世界を相手にしているんだなと実感し、少し緊張したのを覚えています。

こうづなかば

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